○続 息のスピード息のスピードについての質問で2005/02/22~23にかけて、投稿された内容です。ある投稿者と私の更なる疑問点をまとめています。 この後は【息?(3)シラブル】へ続きます。 A>######################## トランペット関係の掲示板やHPを見ていると【息のスピード】という言葉を良く見かけます。レッスンのときも子供達の口から良く聞かれる言葉ではあります。 例えば、ハイトーンのコツって何?との問いには8割以上の答えとして返ってくる言葉だ。 今度はその子供達に「息のスピードって?」と問うと、「息を増やすんです」とか「圧力をかけるんです」という答が返ってくるのはまだ良い方で、ほとんどの子供が「分かりません」か「学校に来てくれたトランペットの先生が言っていた」と答える。 ここでは20年以上ラッパを教えている私にも分からない【息のスピード】について考えて行きたいと思いますが、まず何が疑問かを書いてみたいと思います。 【息のスピード】が単純に「息を増やす」や「圧力をかける」であれば、その通りに表現すれば良いことで、スピードという言葉を使う以上何か違う意味があるんだと思ってはいますが、どんなに考えても答えが見つかりません。 そして毎回行き着く場所は、指導側の人間が何と伝えて良いか分からないときに使う”逃げ”の言葉なのでは?と感じることが多いのです。 答の見つからない問いに対して使われる便利な言葉という感じます。 小学生からトランペットを吹き始めましたが、私の先生には【息のスピード】という言葉を使う方は一人もいませんでした。 幸せなのか不幸なのか・・・知っていればもっと上手くなれたのか・・・? とりあえずここで、私の疑問をまとめます。 1)スピードっていったいどの場所でのスピード? 2)どうやったらスピードを変えられるの? 3)遅いと速いの差は何Km/hくらい?(具体的な意味でなくて可) 4)スピードを別の表現で言うと? の4点です。 あなたの先生が【息のスピード】と言ったときに「それは何ですか?」と聞いてみてください。そして、どんな答だったかを是非ご報告ください。 意味を理解している方、回答をください。 私とは違う疑問を感じている方からの更なる質問、こんな意味じゃないかな?という程度の説明でかまいませんので投稿してください。お待ちしております。 B>######################## とりあえずここで、私の疑問をまとめます。 1)スピードっていったいどの場所でのスピード? ☆口腔(固有口腔)をいいます。 2)どうやったらスピードを変えられるの? ☆舌下神経による(シラブルの変化) 3)遅いと速いの差は何Km/hくらい?(具体的な意味でなくて可) ☆低音では弛緩、高音では緊張(音程による) 4)スピードを別の表現で言うと? ☆エアー・コントロールといいます。 の4点です。 (2005/02/22 11:40 PM) C>######################## コメントありがとうございます。 解決されなかった疑問をまとめておきます。 1)口腔ってどこですか?私の知っている口腔だとした ら範囲が広すぎてどこだかわかりません。 2)私はシラブルを極力使いたくありません。使うと極 端に音が痩せる気がします。(使わなければ変えら れないのですか?) 3)それはスピードとは言いませんよね? 4)私の場合、量はコントロールできますが、早さはコ ントロールできません。結果として速くなるんだと したら、量を調節しろと教えるべきだと考えます。 (ここで一番悩んでます) せっかくコメントをいただきましたが、IDがないのでここでしか質問できません。 息のスピードについて、納得できる説明をできる方なら是非教えてください。この部分は言われるまでもなく、自分で勉強不足を痛感しています。 私書箱へアドレス(捨てアドで構いませんから)を添えてコメントください。宜しくお願いします。 (2005/02/23 12:00 AM) D>######################## あなたの先生が【息のスピード】と言ったときに「それは何ですか?」と聞いてみてください。そして、どんな答だったかを是非ご報告ください。 意味を理解している方、回答をください。 基本的にはエアー・コントロールをいいますが、演奏(実践)においてはリズム感も考慮されているといえます。 蝋燭を消すとき、ゴミを吹き飛ばすとき、キャンプで火を燃やすときなどいろんな場面でおこないますがトランペットではマウスピースのスロート抵抗を受けながらのコントロールなので微妙な演奏感覚のバランスが必要になります。 (2005/02/23 12:03 AM) E>######################## 再度?ありがとうございます。 説明の意味は分かります。しかし、私が一番疑問視しているのは、「息のスピード」を変えるために何かをするのではなく、息の圧力・アパチュア・量等を変えたときに結果として変るものだということです。 「息のスピード」が主で他のものが従なのではなく、「息のスピード」が従であれば納得が行くのです。 但しその場合は、生徒に教えるときは「圧力を変える」とか「量を変える」という教え方になり、スピードという言葉は使えません。抽象的すぎて意味を持たない言葉になってしまうからです。 この辺りはいかがですか?(2005/02/23 12:17 AM) F>######################## >1)口腔ってどこですか?私の知っている口腔だとした > ら範囲が広すぎてどこだかわかりません。 ☆口腔は消化管の最上部にあり、口腔前庭と固有口腔に分けら、固有口腔は狭い範囲をいいます。 >2)私はシラブルを極力使いたくありません。使うと極 > 端に音が痩せる気がします。(使わなければ変えら ☆ハイCレベル以上でシラブルと腹圧のコントロールは不可欠ですが、人それぞれです。 > れないのですか?) >3)それはスピードとは言いませんよね? ☆スピードという概念を前提にしたり重要視するのではなく演奏(音)に対する単なる結果論であり、「息のスピード」は重要な概念ではありません。 >4)私の場合、量はコントロールできますが、早さはコ > ントロールできません。結果として速くなるんだと > したら、量を調節しろと教えるべきだと考えます。 > (ここで一番悩んでます) ☆物理的問題ではなく音楽的イメージで十分ではないでしょうか。とりたてて悩むべきものではないといえます。 (2005/02/23 12:40 AM) G>######################## お付き合いいただき本当にありがとうございます。 「音楽的イメージで充分」私もその通りだと思います。 そうであればなおさら「スピード」という誤解を生み易い言葉が使われるのは何故でしょうか? 「イメージで充分」なはずなのに、あたかも「良い音」や「高い音」を出すための原理であるように語られるのは何故でしょうか? まだまだ謎は尽きません。 勉強不足で申し訳ありませんが、あなたのおっしゃる 「シラブルで息のスピードが変る」にも疑問がありますが、ここには書ききれませんので、23日の日記に書かせていただきます。是非お付き合いください。(2005/02/23 04:57 AM) ジャンル別一覧
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